アルピコホールディングスIPOの上場データと初値予想を独自公開

アルピコホールディングス(297A)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はスタンダード市場で主幹事はみずほ証券が引受けます。
 

上場規模は約29.9億円で公開株数12,428,500株、オーバーアロットメント1,864,200株です。想定発行価格は209円になっています。
 

アルピコホールディングス(297A)IPOの業績と事業内容

アルピコホールディングス(297A)の仮条件と公開価格の日程

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約26.0億円です。オーバーアロットメントを含めると約29.9億円になります。
 

今期業績は良さそうです。配当は3円予想になっています。PERは想定ベースで約8.0倍です。
 

アルピコホールディングス(297A)の幹事団詳細と会社データ

 
地味な事業だと思いつつ今期の四半期利益が17億円予想は結構凄いですね。ある程度買われると思います。
 

会社設立は2008年5月01日、本社住所は長野県松本市井川城二丁目1番1号、社長は佐藤裕一氏(64歳)です。※2024年11月25日時点
 

従業員数は36人(臨時雇用者3人)、平均年齢47.4歳、平均勤続年数11.3年、平均年間給与約538万円です。
 

アルピコホールディングス(297A)IPOの初値予想とロックアップ

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは180日間(2025年6月22日)までになり解除倍率設定はありません。

幹事引受け株数と割合を調べた結果

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想！

第一弾⇒　260円～360円
※ファーストインプレッション

第二段⇒　180円～200円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

アルピコホールディングスの初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想200円～250円
修正値175円～200円
 

割安だが地方案件のため人気がなさそう。知名度があり業績は堅調。
 

しかし仮条件範囲が想定発行価格から大きく下振れしました。この時点で機関投資家の評価が低いんだと思いました。
 

仮条件上限でも公開価格割れ予想が大手から出ているため無理してIPOに参加する必要はなさそうです。旅行業のためインバウンド需要は期待できますが既に頭打ちなのかもしれません。
 

過去に経営破綻しているため財務改善が必要みたいです。なので配当が少ないみたいですね。人気がないIPOが多くなり残念です。
 

アルピコホールディングス(297A)IPOの評価と申し込みスタンス

ロックアップは180日間で解除設定なしになります。ストックオプションはありません。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の71,113,460株から算出すると想定価格ベースで約148.6億円になります。
 

案外人気かも？と思いつつスタンダード市場なのは残念です。IPOでは人気がなさそうですけど今期業績は良いですね。