【評価】雨風太陽(5616)IPOの上場と初値予想!
雨風太陽(5616)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
上場規模は約5.0億円で公開株数536,300株、オーバーアロットメント62,500株です。想定発行価格は840円になっています。
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 12月18日 |
BB期間 | 12月01日~12月07日 |
企業ホームページ | https://ame-kaze-taiyo.jp/ |
事業内容 | CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」運営、生産者の販路拡大等を目的とした自治体向け支援サービス、生産者のもとで学ぶ地方留学プログラムの提供等 |
目次まとめ
雨風太陽(5616)IPOの業績と事業内容
生産者から直接購入できるCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の運営を行っています。
「ポケットマルシェ」は、生産者と消費者が直接コミュニケーションできる顔の見えるECプラットフォームです。
一次産品の出品専用に設計されているため生産者による出品が容易であり、野菜・果物・魚介類を中心としながら多数の生産者が多様な食材を出品しています。
都市圏在住者を中心とする消費者は、バラエティ豊かな四季折々の食材を産地から直接購入でき、直接生産者とコミュニケーションが取れる機能により、顔の見える生産者と継続的な取引が可能です。
この生産者と消費者を繋げる仕組みによって、生産者と消費者の間で累計800万回以上のやり取りが発生しており、安定した売上成長と収益の基盤となっています。
また、そこで築いた生産者と消費者のネットワークを活用することで、自治体からの委託事業を中心とした企業・自治体向けサービス、生産者から直接返礼品が届く「ポケマルふるさと納税」、地方に長期滞在し生産者の下で自然体験をする「ポケマルおやこ地方留学」を展開しています。
雨風太陽(5616)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 840円 |
仮条件 | 840円~870円 |
公開価格 | 12月08日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約4.5億円です。オーバーアロットメントを含めると約5.0億円になります。
上場規模が小さいことの他に魅力はなさそうです。公募株なのは良いかもしれません。赤字なのは痛いですね。
雨風太陽(5616)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 446,300株 |
売出株数 | 90,000株 |
公開株式数 | 536,300株 |
OA売出 | 62,500株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) SBI証券 マネックス証券 岡三証券 丸三証券 東洋証券 |
委託見込 | 岡三オンライン DMM.com証券 |
CtoCプラットフォームも魅力がない。ただ生産者にはプラスだと考えられるため頑張ってほしい企業です。ビジネスとしては経営面の課題がありそうですね。
雨風太陽の会社設立は2015年2月10日、本社住所は岩手県花巻市大通一丁目1番43-2花巻駅構内、社長は髙橋博之氏(49歳)です。※2023年11月14日時点
従業員数は39人(臨時雇用者22人)、平均年齢35.0歳、平均勤続年数2.0年、平均年間給与約523万円です。
雨風太陽(5616)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
PNB-INSPiRE Ethical Fund 1投資事業有限責任組合 | 316,750株 | 14.87% |
髙橋 博之 | 280,750株 | 13.18% |
小橋工業株式会社 | 244,500株 | 11.47% |
株式会社丸井グループ | 166,750株 | 7.83% |
大塚 泰造 | 164,250株 | 7.71% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2024年6月14日)、VC出資等には90日間(2024年3月16日)で解除倍率が発行価格の1.5倍以上となっています。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 493,700株 | 92.06% |
SBI証券 | 16,000株 | 2.98% |
マネックス証券 | 10,700株 | 2.00% |
岡三証券 | 5,300株 | 0.99% |
丸三証券 | 5,300株 | 0.99% |
東洋証券 | 5,300株 | 0.99% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 700円~1,000円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 1,600円前後
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
雨風太陽の初値予想をリサーチして記載します。
初値予想1,000円~1,500円
修正値1,500円~1,800円
予想外に儲かるIPOだとわかりました。初値2倍は行きそうな感じですね!
直近の出資状況を確認すると1,800円なのでこの辺りまでは期待ができそうです。SMBC日興証券で当選を狙います。今年は結構当選してますからね。
業績は赤字なのでまだ怪しさがあります。しかし議員時代の知名度などで自治体からの取り組みが多いようです。
類似企業も多くありますけど多分初値利益が狙えます。今期は-1.85億円の純損失なので業績面の評価は微妙だと思います。
投機的な資金が入ることに期待して初値にぶつけたいと思います。当選確率はボチボチあるかもしれません。
雨風太陽(5616)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2020年5月29日~2028年5月28日 | 21,250株 発行価格800円 |
2020年12月13日~2028年12月12日 | 1,250株 発行価格1,120円 |
2022年1月28日~2030年1月27日 | 3,750株 発行価格1,400円 |
2022年7月11日~2030年7月10日 | 8,750株 発行価格1,800円 |
※発行回数が多いため省略
ロックアップは180日間と90日間になります。90日間分にはロックアップ解除倍率1.5倍以上の設定があります。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。106,750株が行使期限に入ります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の2,353,050株から算出すると想定価格ベースで約19.8億円になります。
今期業績予想を確認すると四半期利益が-1.85億円なのであと数年すれば黒字化できそうな感じかな?と思います。現時点ではダメダメですね。
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