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CINC(シンク)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】

CINC(シンク)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はマザーズで主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
 

上場規模は約27.3億円で公開株数832,400株、オーバーアロットメント124,800株です。想定発行価格は2,850円になっています。
 

利益が出そうなIPOなので積極的に申込みを行います!
 

CINC(シンク)上場とIPO初値予想
 

業 種情報・通信業
上場市場マザーズ
上場日10月26日
BB期間10月11日~10月15日
企業ホームページhttps://www.cinc-j.co.jp/
事業の内容デジタルマーケティングの調査・分析・運用・改善ツール「Keywordmap」シリーズの開発・販売、DXコンサルティングサービスの提供

 

【手取金の使途】

差引手取概算額850,016千円については、①サービス開発費、②設備投資、③人材投資、④借入金返済に充当する予定であります。

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

CINC(シンク)IPOの業績と事業内容

今期業績は期待ができそうです。同社はビッグデータとAI・機械学習技術で、顧客のマーケティング課題をデータドリブンに解決し、ビジネスの成果創出を支援しています。
 

主たる事業としてはマーケティング用調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズの開発・提供を行うソリューション事業、「Keywordmap」シリーズを用いてDXコンサルティングを提供するアナリティクス事業を展開しています。
 

ソリューション事業は「Keywordmap」および「Keywordmap for SNS」を主軸に、マーケティングにおける調査、分析、運用を支援するソフトウェアの開発・販売を行っています。
 

Keywordmapシリーズは、同社が運営するクローラーやデータサービスプロバイダーを通じて取得したビッグデータを、自然言語処理・機械学習・深層学習技術と統計学を用いて解析を加えながら、分析用のデータを提供するプロダクトです。
 

CINC(シンク)IPOの業績
 

アナリティクス事業では「Keywordmap」シリーズを活用し、ビッグデータの解析を基盤としたマーケティングソリューションを提供しています。
 

同社のデータアナリストが「Keywordmap」シリーズが保有するビッグデータを中心に、多量かつ多様なデータを、定量的・客観的に調査・分析し、クライアントの市場における需要・供給の状況や、競合他社の戦略について的確に把握することで、クライアントのデジタルマーケティングの戦略立案・施策実行・効果測定までを統合的にサポートしています。
 

自社ツール「Keywordmap」シリーズはアナリティクス事業本部の生産性向上にも寄与しているそうです。
 

CINC(シンク)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格2,850円
仮条件2,850円~3,080円
公開価格10月18日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約23.7億円です。オーバーアロットメントを含めると約27.3億円になります。
 

上場規模が少し大きいことが気になります。しかし人気業態のため初値利益が見込めると思っています!
 

CINC(シンク)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数328,000株
売出株数504,400株
公開株式数832,400株
OA売出124,800株
引受幹事SMBC日興(主幹事)
野村證券
SBI証券
楽天証券
松井証券
岩井コスモ証券
いちよし証券
東海東京証券
マネックス証券
委託見込DMM.com証券(PR)
SBIネオトレード証券

 
主幹事のSMBC日興証券から申込を忘れないようにしておきましょう。ネット派にも申込みやすい幹事構成だと思います。
 

野村證券と松井証券、いちよし証券が前受け金不要です。いちよし証券は当選確率が低いため野村證券と松井証券からは申し込みします。
 


 

 
CINCの会社設立は2014年4月01日、本社住所は東京都港区赤坂一丁目9番13号、社長は石松友典氏(41歳)です。※2021年9月24日時点
 

従業員数は87人(臨時雇用者9人)、平均年齢30.8歳、平均勤続年数2.1年、平均年間給与約533万円です。
 

CINC(シンク)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
石松 友典1,290,000株39.39%
株式会社CZ810,000株24.73%
株式会社平企画465,000株14.20%
平 大志朗435,000株13.28%
前山 奈津子240,000株7.33%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

本募集及び引受人の買取引受による売出しに関し、売出人かつ貸株人である石松友典及び平大志朗、売出人である株式会社CZ並びに当社株主である株式会社平企画は、SMBC日興証券株式会社(以下「主幹事会社」という)に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しにかかる元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して180日目の2022年4月23日までの期間(以下「ロックアップ期間」という)中は、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式(潜在株式を含む)及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等を行わない旨を約束しております。

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
SMBC日興証券(主幹事)716,200株86.04%
野村證券41,600株5.00%
SBI証券33,200株3.99%
楽天証券8,300株1.00%
松井証券8,300株1.00%
岩井コスモ証券8,300株1.00%
いちよし証券8,300株1.00%
東海東京証券4,100株0.49%
マネックス証券4,100株0.49%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 3,100円~3,500円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 4,600円~5,200円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

CINCの初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想4,000円~5,000円
修正値4,000円~4,500円
 

仮条件範囲が2,850円~3,080円に決定しました。想定発行価格から230円の引上げになり初値期待が高まります!
 

上場による吸収金額が約29.5億円で時価総額が102.5億円まで拡大しました。かなり期待できる気がしています。ただPERが82.55倍にまで拡大していることが気になります。PBRは8.60倍になります。
 

2021年10月の業績予想は売上12.34億円で経常利益1.61億円です。前期比だと売上32.12%増、経常利益312.82%増になります。
 

四半期利益は1.12億円で前期比918.18%増ととんでもない増加率です。ただし前期利益が低かっただけなのでそこまで評価はされないかもしれません。
 

初値2倍となるほどIPOが盛り上がっていませんがどうなるのか非常に楽しみなIPOだと思います。
 

CINC(シンク)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2021年10月22日~2029年10月18日35,100株
発行価格51.7円
2020年1月30日~2040年1月29日240,000株
発行価格52.8円

 
ロックアップは180日間(2022年4月23日)、ロックアップ解除倍率は設定されていません。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。全株式が行使期限に入っています。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の3,328,000株から算出すると想定価格ベースで約94.8億円になります。
 

人気が見込める事業なので需給不安はありません。しかし上場規模が少し大きいことが初値を押し下げそうです。
 

初値2倍になれば大成功のIPOでしょう!
 

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