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【評価】ハンモック(173A)IPOの上場と初値予想

ハンモック(173A)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
 

上場規模は約31.4億円で公開株数1,327,000株、オーバーアロットメント199,000株です。想定発行価格は2,060円になっています。
 

ハンモック(173A)IPOの上場と初値予想
 

業 種情報・通信業
上場市場グロース市場
上場日4月11日
BB期間3月27日~4月02日
企業ホームページhttps://www.hammock.jp/
事業内容「IT資産管理・セキュリティ対策」「営業支援・名刺管理」「AIによる文字認識を活用したデータエントリー」に関する業務支援システム及びクラウドサービスの開発、提供

 

ハンモック(173A)IPOの業績と事業内容

同社はネットワークソリューション、セールスDXソリューション、AIデータエントリーソリューションの3ソリューションを提供しています。
 

ネットワークソリューションはPCやPCネットワーク等の管理を行うIT資産管理やセキュリティ対策等の業務領域、セールスDXソリューションはSFA/CRM、MA等の営業支援の業務領域、
 

AIデータエントリーソリューションはデータエントリーの業務領域と3ソリューションそれぞれ業務領域は異なるものの、顧客や市場のニーズを捉えています。
 

それまでになかった機能を備えたシステムを自社で開発し提供することで、顧客の経営課題を解決し、業務の生産性・信頼性を向上させ企業価値の向上を図ることを目指しています。
 

ビジネスモデルは、クラウド型やオンプレミス型における保守契約などの月額料金によるリカーリング型のビジネスモデルに移行しているそうです。
 

ハンモック(173A)IPOの業績
 

ハンモック(173A)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格2,060円
仮条件1,940円~2,060円
公開価格4月03日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約27.3億円です。オーバーアロットメントを含めると約31.4億円になります。
 

上場規模が少し大きいようです。3月のIPOラッシュ明けなので問題なさそうです。また、売出株中心のIPOとなっています。
 

ハンモック(173A)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数50,000株
売出株数1,277,000株
公開株式数1,327,000株
OA売出199,000株
引受幹事SMBC日興証券(主幹事)
野村證券
みずほ証券
SBI証券
岡三証券
東海東京証券
岩井コスモ証券
あかつき証券
丸三証券
松井証券
委託見込SBIネオトレード証券
岡三オンライン
DMM.com証券

 
今期業績も増収増益になり四半期利益が5.9億円を超える予想になっています。この規模なら機関投資家需要がありそうですね。
 


 
会社設立は1994年4月01日、本社住所は東京都新宿区大久保一丁目3番21号、社長は若山大典氏(47歳)です。※2024年3月09日時点
 

従業員数は221人(臨時雇用者23人)、平均年齢35.8歳、平均勤続年数5.6年、平均年間給与約571万円です。
 

ハンモック(173A)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
若山 大典1,900,000株44.39%
若山 正美1,080,000株25.23%
若山 悠510,000株11.91%
高野 紀子450,000株10.51%
若山 知子140,000株3.27%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは180日間(2024年10月07日)でロックアップ解除倍率の記載はありません。売出株が多く若山一族の上場ゴールとも言えそうな銘柄ですね。

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
SMBC日興証券(主幹事)1,227,800株92.52%
野村證券39,800株3.00%
みずほ証券13,100株0.99%
SBI証券10,000株0.75%
岡三証券6,600株0.50%
東海東京証券6,600株0.50%
岩井コスモ証券6,600株0.50%
あかつき証券6,600株0.50%
丸三証券6,600株0.50%
松井証券3,300株0.25%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 2,400円~3,000円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 2,500円~2,800円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

ハンモックの初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想2,500円~3,000円
修正値3,000円前後
 

上場規模が約31.4億円で2024年3月の四半期利益が約5.91億円なので案外乗り越えられそう。ただ創業者一族の売出株はよろしくない。
 

業績自体は問題ないが個人投資家だけの売買だとかなり不安な案件。機関投資家の需要が見込め中れば高値発進か?
 

配当は30円出る予想が出ている。配当利回りが公開価格2,060円から計算すると1.46%しかない。
 

類似企業比較でPERが低いため初値が低ければ買われる期待は残る。
 

今期収益がボトムになると観測されているが2025年3月期の業績は非開示。憶測を呼びそう?ロックアップは180日間かかるため上場してしまえば売り圧力はそれほどなさそう。
 

ハンモック(173A)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2024年3月30日~2032年2月29日8,620株
発行価格107円
2024年9月01日~2032年7月31日106,457株
発行価格660円
2024年9月01日~2032年7月31日9,483株
発行価格660円

 
ロックアップは180日間で解除倍率設定なしです。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。8,620株が上場時に行使期限入りします。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の4,360,000株から算出すると想定価格ベースで約89.8億円になります。
 

売出株中心となっていますけど業績が良いため買われると思います。セカンダリは意外と面白そうな気がします。
 

SMBC日興証券の口座開設を行っている方は申込んでおきましょう。意外高が期待できるかもしれません。
 

銘柄毎に資金が拘束される証券会社なので気を付けましょう。逆に資金がないと厳しいとも言えます!
 

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