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INTLOOP(イントループ)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価】

INTLOOP(イントループ)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事は東海東京証券が引受けます。
 

上場規模は約47.0億円で公開株数1,175,000株、オーバーアロットメント176,200株です。想定発行価格は3,480円になっています。
 

規模が大きくて若干不安なIPOですね。
 

INTLOOP(イントループ)上場とIPO初値予想
 

業 種サービス業
上場市場グロース市場
上場日7月08日
BB期間6月22日~6月28日
企業ホームページhttps://www.intloop.com/
事業の内容フリーランスを活用したコンサルティング・システム開発支援等

 

INTLOOP(イントループ)IPOの業績と事業内容

同社は、プロフェッショナル人材ソリューション&コンサルティング事業の単一セグメントです。
 

具体的には、新規事業や業務改革など様々な経営課題を抱える顧客企業に対して、コンサルティング業務やシステム開発における知見やノウハウを有する専門性の高いプロフェッショナルフリーランス人材を提供するプロフェッショナル人材ソリューションサービスを中心に、顧客企業の課題解決支援を行っています。
 

また、コンサルティングサービスの提供に当たっては、戦略や業務、IT及びDX領域におけるコンサルティング業務における知見やノウハウを有する自社社員も加えた、顧客企業のニーズに合わせた形でハイブリッドチーム支援も行っています。
 

INTLOOP(イントループ)IPOの業績推移
 

INTLOOP(イントループ)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格3,480円
仮条件2,900円~3,500円
公開価格6月29日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約40.9億円です。オーバーアロットメントを含めると約47.0億円になります。
 

上場規模が大きくて不安です。東海東京証券は株価が高いことが多いですよね。意外に仮条件も強気姿勢になることが多いようです。
 

INTLOOP(イントループ)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数600,000株
売出株数575,000株
公開株式数1,175,000株
OA売出176,200株
引受幹事東海東京証券(主幹事)
香川証券
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岩井コスモ証券
東洋証券
あかつき証券
委託見込DMM.com証券(PR)
SBIネオトレード証券

 
主幹事狙いでよさそうです。IPOが一旦途切れるため6月のIPOが人気化していれば買われると思います。
 

状況次第で公開価格割れになることも想定しています。株数も多めですし仮条件範囲が気になります。
 


 
INTLOOPの会社設立は2005年2月25日、本社住所は東京都港区赤坂二丁目9番11号、社長は林博文氏(49歳)です。※2022年6月14日時点
 

従業員数は288人(臨時雇用者8人)、平均年齢32.7歳、平均勤続年数3.2年、平均年間給与約517万円です。
 

INTLOOP(イントループ)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
林 博文2,986,600株72.47%
KSM株式会社1,000,000株24.26%
長谷川 宏志20,000株0.49%
内野 権15,000株0.36%
林 真理子10,000株0.24%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは180日間(2023年1月03日)までになります。ロックアップ解除要項はありません。

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
東海東京証券(主幹事)998,400株84.97%
香川証券35,300株3.00%
SBI証券35,300株3.00%
楽天証券35,300株3.00%
マネックス証券35,300株3.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券11,800株1.00%
岩井コスモ証券11,800株1.00%
東洋証券5,900株0.50%
あかつき証券5,900株0.50%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 3,400円~4,000円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 3,400円~3,700円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

INTLOOPの初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想3,500円~4,000円
修正値3,500円~3,900円
 

類似企業の評価がバラバラなので大手も初値をどこに持っていいのか難しいようです。上場による吸収額が47.3億円にもなり時価総額が161.0億円になります。
 

大手企業の上場となっていますけど中堅証券が主幹事のため投資家に不安も伝わっています。成長株であることは間違いなさそうですが如何せん地合いが悪いです。
 

それに一番の問題は企業規模よりも多くの資金をIPOで調達しようとしているあたりでしょう。想定発行価格よりも仮条件上限が20円引き上げられているため機関投資家がNGと言っているわけではなさそうです。
 

しかし下限方向に大きく広げられた仮条件は人気の無さを意味しているのか?と感くぐりますね。
 

INTLOOP(イントループ)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2023年1月26日~2031年1月25日82,200株
発行価格367円
2023年1月26日~2031年1月25日31,000株
発行価格375円
2023年7月14日~2031年7月13日5,220株
発行価格367円
2023年7月14日~2031年7月13日3,000株
発行価格375円

 
ロックアップは180日間の解除設定なし、ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。行使期限を迎えるものはなさそうです。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の4,600,000株から算出すると想定価格ベースで約160.1億円になります。
 

微妙なIPOなので少し様子を伺ってから申込を行う予定です。4月から上場規模を大きくする傾向にあるためこの辺りが関係している可能性もありますね。
 

初値1.2倍くらいの予想が出れば参加予定です。東海東京証券は前回主幹事で公開価格割れだったので少し不安があります。
 

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