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M&A総合研究所(9552)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価】

M&A総合研究所(9552)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事は野村證券が引受けます。
 

上場規模は約22.7億円で公開株数1,631,700株、オーバーアロットメント244,700株です。想定発行価格は1,210円になっています。
 

M&A総合研究所(9552)上場とIPO初値予想
 

業 種サービス業
上場市場グロース市場
上場日6月28日
BB期間6月13日~6月17日
企業ホームページhttps://masouken.com/
事業の内容DX・AI技術を活用したM&A仲介事業

 

M&A総合研究所(9552)IPOの業績と事業内容

同社は「AI・DXを駆使したテクノロジーによりM&A業界を変革する。」をビジョンに掲げ、M&A仲介事業を営んでいます。譲渡希望企業、買手候補企業双方とアドバイザリー契約を締結し、M&Aの成約に向けて仲介事業者としてサポートします。
 

譲渡希望企業に対しては着手金、中間報酬を頂かない「完全成功報酬制」の料金体系となっており、依頼いただきやすくしているそうです。
 

簡単に言えばM&A(合併・買収)仲介の中堅企業です。人気はあると思います。
 

M&A総合研究所(9552)IPOの業績
 

M&A総合研究所(9552)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格1,210円
仮条件1,210円~1,330円
公開価格6月20日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約19.7億円です。オーバーアロットメントを含めると約22.7億円になります。
 

ベンチャーキャピタル出資はありますが初値利益は得られそうです。機関投資家に人気の事業ですからね。
 

M&A総合研究所(9552)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数50,000株
売出株数1,581,700株⇒ 4,109,900株
公開株式数1,631,700株⇒ 4,159,900株
OA売出244,700株⇒ 623,900株
引受幹事野村證券(主幹事)
SBI証券
大和証券
みずほ証券
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
楽天証券
松井証券
マネックス証券
岩井コスモ証券
東海東京証券
東洋証券
あかつき証券
委託見込DMM.com証券(PR)
SBIネオトレード証券

 
主幹事の野村證券から申込んでおけばいいと思います。株数が多いですけど90%以上が主幹事なので野村證券一択でもいいかもしれません。
 

初値利益は3万円~5万円だと思います。売出株多いですしね。
 


 
M&A総合研究所の会社設立は2018年10月12日、本社住所は東京都千代田区丸の内一丁目8番1号、社長は佐上峻作氏(31歳)と若いようです。※2022年6月02日時点
 

従業員数は82人、平均年齢29.2歳、平均勤続年数0.9年、平均年間給与約687万円です。
 

M&A総合研究所(9552)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
佐上 峻作15,329,166株73.82%
株式会社SMBC信託銀行1,980,000株9.54%
Reo Asset Management1号投資事業有限責任組合1,050,000株5.06%
コタエル信託株式会社924,000株4.45%
矢吹 明大277,440株1.34%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは180日間(2022年12月24日)までになります。ロックアップ解除項目はありません。

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
野村證券(主幹事)1,469,000株90.03%
SBI証券48,900株3.00%
大和証券19,600株1.20%
みずほ証券16,300株1.00%
SMBC日興証券16,300株1.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券16,300株1.00%
楽天証券16,300株1.00%
松井証券6,500株0.40%
マネックス証券6,500株0.40%
岩井コスモ証券6,500株0.40%
東海東京証券4,700株0.29%
東洋証券3,200株0.20%
あかつき証券1,600株0.10%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 1,400円~2,000円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 1,400円~1,600円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

M&A総合研究所の初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想1,500円~2,000円
初値予想1,700円~2,000円
 

仮条件発表に合わせて売出株が増加しました。しかもあり得ない程の増加になり困惑しています。
 

ただ大手情報では公開規模が2.8倍になっても利益が見込めるようです。成長期待はあるが機関投資家の評価が高いだけでこんなにも上場規模が大きくなるのか?と疑問。
 

エニーカーラの効果がかなりあると思われるが地合いが悪化すると危険水準になると考えています。米国株による影響が大きいため上場するまで何が起きるのか油断できないでしょう。
 

上場による吸収は22.7億円だったものが63.6億円になっています。記憶に残るIPOになりそうです。
 

M&A総合研究所(9552)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2022年9月26日~2030年9月17日460,500株
発行価格127円
2023年4月27日~2031年4月15日238,950株
発行価格154円
2023年10月26日~2031年10月15日661,494株
発行価格362円
2021年11月30日~2041年11月29日924,000株
発行価格363円

 
ロックアップは180日間になり解除倍率設定なしです。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。上場日までに行使期限入りする株数はありません。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の18,530,000株から算出すると想定価格ベースで約224.2億円になります。
 

業績予想では増収増益が続き今期の2022年9月期は売上が前期に比べ125.7%も増加します。利益も139.7%増なのですごい勢いで拡大しているようです。
 

毎回人気のM&Aビジネスなので今回も期待できると思います。初値1.5倍程度は期待値としてありそうですね。
 

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