【評価】ジャパンM&Aソリューション(9236)IPOの上場と初値予想！
ジャパンM&Aソリューション(9236)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSBI証券が引受けます。
上場規模は約5.5億円で公開株数382,400株、オーバーアロットメント57,300株です。想定発行価格は1,260円になっています。
| 業 種 | サービス業 |
| 上場市場 | グロース市場 |
| 上場日 | 10月24日 |
| BB期間 | 10月06日～10月13日 |
| 企業ホームページ | https://jpmas.jp/ |
| 事業の内容 | M&Aアドバイザリーサービス |
目次まとめ
ジャパンM&Aソリューション(9236)IPOの業績と事業内容
同社は1件でも多くのM&Aアドバイザリーサービスを提供するため、金融機関や税理士・会計事務所等からアドバイザリー契約の契約者の紹介を受けることを目的に提携関係を構築しています。
M&Aアドバイザリーサービスの提供において、単に譲渡希望企業と譲受希望企業を取次ぐのではなく、ご依頼者の意向として譲渡後に存続していくためのシナジー効果を生めるか、
事業の商流にどのような影響がでるか、親族内承継はできないのか、従業員の雇用は維持されるか等の相談を受け検討を行っています。
ジャパンM&Aソリューション(9236)IPO仮条件と公開価格の日程
| 想定価格 | 1,260円 |
| 仮条件 | 1,200円～1,340円 |
| 公開価格 | 10月16日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約4.8億円です。オーバーアロットメントを含めると約5.5億円になります。
このクラスのIPOならば初値2倍は軽そうですね。IPOでは人気事業です。
ジャパンM&Aソリューション(9236)IPOの幹事団詳細と会社データ
| 公募株数 | 180,000株 |
| 売出株数 | 202,400株 |
| 公開株式数 | 382,400株 |
| OA売出 | 57,300株 |
| 引受幹事 | SBI証券(主幹事) 岡三証券 水戸証券 丸三証券 アイザワ証券 むさし証券 |
| 委託見込 | 岡三オンライン SBIネオトレード証券 |
SBI証券主幹事が続きますね。ネット証券最大手なので今後のIPOでも力を発揮しそうです。若干不安材料はありますが小粒上場なら大丈夫でしょう。
ジャパンM&Aソリューションの会社設立は2019年11月01日、本社住所は東京都千代田区麹町三丁目3番8号、社長は三橋透氏(59歳)です。※2023年9月24日時点
従業員数は31人(臨時雇用者0人)、平均年齢34.8歳、平均勤続年数1.4年、平均年間給与約621万円です。
ジャパンM&Aソリューション(9236)IPOの初値予想とロックアップ
| 氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
| 三橋 透 | 700,000株 | 52.59％ |
| 株式会社ディア・ライフ | 120,000株 | 9.02％ |
| 株式会社エアトリ | 120,000株 | 9.02％ |
| 中島 秀浩 | 70,000株 | 5.26％ |
| 谷垣 俊一郎 | 70,000株 | 5.26％ |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2024年4月20日)でロックアップ解除倍率設定なし。ただし一部の投資家には90日間(2024年1月21日)のロックアップ期間が適用される。90日間分には解除倍率が発行価格1.5倍となっています。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
| 幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
| SBI証券(主幹事) | 344,400株 | 90.06％ |
| 岡三証券 | 15,200株 | 3.97％ |
| 水戸証券 | 7,600株 | 1.99％ |
| 丸三証券 | 7,600株 | 1.99％ |
| アイザワ証券 | 3,800株 | 0.99％ |
| むさし証券 | 3,800株 | 0.99％ |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想！
第一弾⇒ 2,500円～3,500円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 2,200円～2,800円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
ジャパンM&Aソリューションの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想2,800円～4,000円
修正値2,500円～3,000円
上場規模約5.9億円の極小IPOになります。しかし大手企業の評価はあまり高くないようです。
地合いのせいもあると思いますが小規模ファンドのターゲットになれば上に行きそうです。ただし新興市場が壊滅的な状態なので厳しそうです。
成長業態で業績拡大が続くが既存株主の売り圧力が高いと予想されています。出資企業が仕事を同社に回していると観測されているため株式を売り抜けた後に支援するのか？と言われていますね。
どのみち公募組は儲かりそうですけど、セカンダリーに資金が入らないと売るに売れませんからね。ロックアップは簡単に外しにくると思います。
SBI証券なのでIPOチャレンジポイントを利用する投資家もいると思いますけど微妙ですね。
ジャパンM&Aソリューション(9236)IPOの評価と申し込みスタンス
| ストックオプション期間 | 株数残 |
| 2022年7月31日～2030年7月30日 | 16,000株 発行価格500円 |
| 2023年4月29日～2031年4月28日 | 64,000株 発行価格625円 |
| 2022年4月29日～2031年4月28日 | 14,000株 発行価格625円 |
| 2024年1月29日～2032年1月28日 | 14,000株 発行価格700円 |
| 2025年2月01日～2033年1月31日 | 25,000株 発行価格1,000円 |
ロックアップは180日間と90日間があり、解除倍率設定があるのは90日分だけになります。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。94,000株が上場時に行使期限入りしています。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の1,378,000株から算出すると想定価格ベースで約17.4億円になります。
業績も堅調なので短期的に個人投資家の売買ターゲットになると思います。初値高騰になればいいですよね。
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