共和コーポレーション(6570)IPO新規上場 | 初値予想と幹事情報
共和コーポレーション(6570)IPOが新規上場承認されました。東証2部に上場する銘柄で市場から吸収する金額は約10.7億円です。株数は650,000株とオーバーアロットメント97,500株となり通常株数といった感じです。
1枚あたりの単価も1,430円(想定価格)なので無難に上場をしそうです。時価総額は小さいためよほどのことが起きない限りは東証1部移行はなさそうな気がします。
業績面の心配はなく売上げ拡大傾向、利益は前期から大きく伸びています。上場を意識した感じです。ただアミューズメント事業は一気に業績が伸びないと思うため、初値が高ければ即売かな?と感じます。
東証2部を考えてリターンは最大で公開価格の1.5倍程度ではないかと感じます。思いのほかIPOが賑わえば初値2倍もありえると思いますが、市場のボラティリティーが大きいため現段階では予想が難しいです。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | 東証2部 |
公開予定 | 3月19日 |
BB期間 | 3月01日~3月07日 |
企業ホームページ | http://www.kyowa-corp.co.jp/ |
事業の内容 | アミューズメント施設運営及びアミューズメント機器販売 |
【手取金の使途】
手取概算額590,237千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限128,968千円と合わせて、総額719,205千円を設備資金として充当する予定であります。その内訳は、平成31年3月期にアミューズメント施設運営事業の店舗において利用するアミューズメント機器を購入する予定であります。
目次まとめ
共和コーポレーション(6570)IPOの業績と事業内容
東証2部上場はここ最近のデータだけをみると調子は良いです。共和コーポレーションの場合は上場規模が普通サイズなので意外とパフォーマンスがよいかもしれません。
オプティマスグループや要興業なども初値が高くついたため、東証2部だから駄目だといえないと思います。地合いが悪化すれば見向きもされないと思いますが、いまのところ問題は無いと思います。
上場による資金は、「施設運営とアミューズメント機器販売」となっているため売上げは伸びると思います。しかし、極端に業績が伸びるとは思えません。ラウンドワン(4680)やセガサミーホールディングス(6460)でも苦戦しているみたいですからね。
共和コーポレーションの場合は店舗を大きくせず、中型店を中心に展開しているため、出店費用なども安く済ませているようです。店舗に行ったことがないため分かりませんが、衛生的で安心安全な店舗を目指しているようです。とはいえ、株主目線的には業績ありきでしょう~
株主優待は現在ありませんが、株主優待を実行できれば株価は底堅くすいいするでしょうね。
共和コーポレーション(6570)IPO仮条件から公開価格の日程
想定価格 | 1,430円 |
仮条件 | 1,430円~1,590円 |
公開価格 | 3月08日 |
想定価格から試算される市場からの吸収金額は約9.3億円です。
オーバーアロットメントを含めると約10.7億円になります。上場規模は小さいため買い需要の心配はいらないでしょう。
東証2部銘柄でもたまには初値2倍!などになるような案件が出るためなんとなく期待したいと思います。ただ幹事が野村證券なので申込んでも当選期待は低いでしょう。店頭付き合いがあれば貰える可能性はありますがその後の営業もこれまたしかり。微妙ですね。
共和コーポレーション(6570)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 450,000株 |
売出株数 | 200,000株 |
公開株式数 | 650,000株 |
OA売出 | 97,500株 |
引受幹事 | 野村證券(主幹事) みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 八十二証券 |
公開株数が65万株で野村證券主幹事は厳しいですね。
私の場合はインターネット申し込みなので200万株あれば当選できるかな~と言った勝手なイメージがあります。とにかく全力申込みになると思いますから口座数の問題かもですね。
会社設立は1986年5月、長野県長野市若里に本社があります。
従業員数は116人で平均年齢は36.3歳、平均勤続年数7.4年、平均年間給与約445万円です。連結従業員を合わせると全体で168人、臨時従業員(アルバイトやパート)が362人となっています。
共和コーポレーション(6570)IPOの初値予想
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
ユーミーコーポレーション | 1,130,000株 | 44.04% |
宮本 早苗 | 500,000株 | 19.49% |
宮本 和彦 | 355,000株 | 13.83% |
共和コーポレーション従業員持株会 | 207,000株 | 8.07% |
共和コーポレーション | 100,000株 | 3.90% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である宮本和彦、売出人である宮本早苗並びに当社株主である株式会社ユーミーコーポレーション、共和コーポレーション従業員持株会、株式会社北陸銀行、株式会社八十二銀行、長野信用金庫、杉浦進、岡崎盛裕、澤田亮、株式会社CITY VOX、中澤敏和及び塚田良希は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成30年6月16日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等を除く。)を行わない旨合意しております。
共和コーポレーションIPO幹事引受け株数決まる
幹事団 | 引受け株数 |
野村證券(主幹事) | 585,000株 |
みずほ証券 | 45,500株 |
SMBC日興証券 | 6,500株 |
SBI証券 | 6,500株 |
八十二証券 | 6,500株 |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
共和コーポレーションIPOの直感的初値予想
第一弾⇒ 1,800円~2,000円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 2,300円
※仮条件発表後
共和コーポレーションIPOの大手初値予想
1,900円~2,200円
共和コーポレーション(6570)IPOを個人的に分析してみました
ストックオプション期間 | 株数残 |
平成31年3月23日~ 平成39年3月22日 | 100,000株 発行価格483円 |
ロックアップは90日間(平成30年6月16日)、ロックアップ解除倍率は記載が無いようです。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の2,916,000株から算出すると想定価格ベースで約41.7億円になります。
無難な初値をつけてそのまま推移しそうな気がしますが、どうなるでしょうね。上場日の3月19日は他に上場する銘柄も無いため買い需要は多いと考えています。ジャスダックあたりに上場しそうな銘柄でしたが、東証2部を選んだということは?将来を見据えている可能性があるのだろうか?
IPOで前受金が必要ない企業⇒ SBIネオトレード証券
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