セレンディップ・ホールディングス(7318)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】
セレンディップ・ホールディングス(7318)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はマザーズで主幹事はSBI証券が引受けます。
上場規模は約11.0億円で公開株数850,000株、オーバーアロットメント127,400株です。想定発行価格は1,130円になっています。これ欲しいですね!
業 種 | 輸送用機器 |
上場市場 | マザーズ |
上場日 | 6月24日 |
BB期間 | 6月08日~6月14日 |
企業ホームページ | https://www.serendip-c.com/ |
事業の内容 | 経営コンサルティング、事業承継サポート、M&A 支援、プロ経営者の派遣、製造事業会社の運営 |
【手取金の使途】
差引手取概算額872百万円については、「1新規発行株式」の(注)5.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限132百万円と合わせた手取概算額合計上限1,005百万円について、プロ経営者候補となる人材の確保・育成、R&DやDXへの投資、運転資金に充当する予定であります。具体的な充当時期までは安全性の高い金融商品にて運用する予定であります。
※有価証券届出書(EDINET)抜粋
目次まとめ
セレンディップ・ホールディングス(7318)IPOの業績と事業内容
業績は利益面が微妙です。今期は良さそうですけど前期が1億円未満の利益なんですね。
同社グループは、セレンディップ・ホールディングス及び連結子会社5社(天竜精機、佐藤工業、三井屋工業、セレンディップ・フィナンシャルサービス、セレンディップ・テクノロジーズ)で構成されています。
プロフェッショナル・ソリューション事業とインベストメント事業、モノづくり事業の3つの事業に区分されています。
プロフェッショナル・ソリューション事業においては、事業承継等の経営課題を抱えた中小企業や技術力強化を推進するモノづくり企業へ、プロ経営者やエンジニアといった同社グループの各種プロフェッショナルを派遣し、経営課題や技術的課題に対するソリューションを提供しています
当該セグメントには、同社とセレンディップ・テクノロジーズが属しています。
インベストメント事業においては、金融機関等と連携した共同投資やマイノリティ出資、ファイナンシャルアドバイザリーによって、多様化する事業承継問題に柔軟かつ機動的に対応しています。
事業承継等に課題を抱えた企業へのファイナンシャルアドバイザリーの提供や、共同投資等により投資先企業への経営関与を高め、経営改革を促進し企業価値の向上をはかり売却を通じたキャピタルゲインによって収益を獲得しています。
当該セグメントには、セレンディップ・フィナンシャルサービスが属しています。
モノづくり事業においては、同社が事業承継を目的としたM&Aによって傘下に収めたモノづくり企業が自動車部品製造及びFA装置製造を行っています。
日本のモノづくり産業においては、自動車産業が基幹産業のひとつとなっております。
そのため、自動車産業に関わる中小企業の事業承継促進や収益力の強化が日本経済の発展にとって重要な課題であり、自動車産業に関連する製造企業を連結子会社として傘下に収め、中小企業経営の近代化によって企業価値の向上を図っています。
セレンディップ・ホールディングス(7318)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,130円 |
仮条件 | 1,030円~1,130円 |
公開価格 | 6月15日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約9.6億円です。オーバーアロットメントを含めると約11.0億円になります。
とにかくIPOで利益が見込めそうな銘柄は全部申込んでおきましょう。数打ち当たる作戦で頑張ります。コロナ禍で無駄遣いをしたいとウズウズします。でも自己資金は減らしたくないため頑張ります。
そう言えば今年に入り家電製品だけでも50万位買ってますからね。コロナ終息でストレス軽減したいです。
セレンディップ・ホールディングス(7318)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 850,000株 |
売出株数 | 0株 |
公開株式数 | 850,000株 |
OA売出 | 127,400株 |
引受幹事 | SBI証券(主幹事) 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 SMBC日興証券 楽天証券 東海東京証券 岩井コスモ証券 岡三証券 東洋証券 藍澤證券 水戸証券 エイチ・エス証券 |
委託見込 | 岡三オンライン DMM.com証券 SBIネオトレード証券 |
SBI証券狙いでよいと思います。IPOチャレンジポイントを使えば当選できると思いますが200株~300株配分ですよね。めっちゃ悩みますけど多分使いません。
最後まで悩んで考えてみたいと思います。他の銘柄のほうが良いかも?と思っています。ただポイントが足りるのはこの銘柄ですよね。
そして今回も1株からIPO当選を狙えるSBIネオモバイル証券からも参加しておきたいと思います。何でも良いからIPOに当選したいですね~
ネオモバイル証券はTポイントを使って投資ができる貴重な企業なので毎月利用しています。Tポイントが200円分貰えるのも嬉しいサービスです。IPO当選頑張ります。
セレンディップ・ホールディングスの会社設立は2006年8月02日、本社住所は愛知県名古屋市中区栄二丁目11番7号、社長は竹内在氏(50歳)です。※2021年5月24日時点
従業員数は25人(臨時雇用者0人)、平均年齢39.4歳、平均勤続年数1.8年、平均年間給与約727万円です。連結従業員数は515人で臨時雇用者30人になるそうです。
セレンディップ・ホールディングス(7318)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
髙村 徳康 | 722,850株 | 19.39% |
竹内 在 | 722,850株 | 19.39% |
諸戸グループマネジメント株式会社 | 450,000株 | 12.07% |
一徳合同会社 | 300,000株 | 8.05% |
ネクストシークエンス合同会社 | 300,000株 | 8.05% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
本募集に関連して、貸株人である髙村徳康及び竹内在、並びに当社株主である諸戸グループマネジメント株式会社、一徳合同会社、ネクストシークエンス合同会社、株式会社カリン、セレンディップグループ従業員持株会、芦部喜一、株式会社大垣共立銀行、東山株式会社、株式会社名南経営コンサルティング、芦部誠、吉野友美、川口美佐子、芦部奈菜、芦部さやか、小野賢一、植村達司、杉本一成、杉本哲也、株式会社東海電子ホールディングス、株式会社三十三銀行、小谷和央、株式会社十六銀行及び内藤由治は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目の2021年12月20日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等は行わない旨合意しております。
また、当社株主であるアント・ブリッジ4号A投資事業有限責任組合、みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合、株式会社OKBキャピタル及び名古屋大学・東海地区大学広域ベンチャー1号投資事業有限責任組合は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年9月21日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、その売却価格が「第1募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等は行わない旨合意しております。
この他、新株予約権を保有する西山一彦、村松高男及び清水哲太には180日間のロックアップが掛けられています。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SBI証券 | 722,200株 | 84.96% |
野村證券 | 63,800株 | 7.51% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 17,000株 | 2.00% |
みずほ証券 | 8,500株 | 1.00% |
SMBC日興証券 | 8,500株 | 1.00% |
楽天証券 | 8,500株 | 1.00% |
東海東京証券 | 8,500株 | 1.00% |
岩井コスモ証券 | 4,300株 | 0.51% |
岡三証券 | 4,300株 | 0.51% |
東洋証券 | 1,700株 | 0.20% |
藍澤證券 | 900株 | 0.11% |
水戸証券 | 900株 | 0.11% |
エイチ・エス証券 | 900株 | 0.11% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 2,200円~2,500円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 2,300円~2,600円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
セレンディップ・ホールディングスの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想2,000円~2,600円
修正値1,700円~2,000円
業種的に人気は見込めないと思いますが初値だけは高そうです。仮条件の大幅引下げとはなっていないため強気で公募組は攻めて良さそうです。
ただし大手予想の内容を見るとセカンダリーに入ると良いことがない気がしてなりません。そもそもの株価設定が高いという事らしいです。
愛知県名古屋市の企業なので自動車製造と関わり合いが多いんだと思います。M&Aを行っている企業ではない感じなんですよね。というかトヨタ系自動車部品の製造が主力なのにホームページでM&Aと前面に出してますよね。
それが気に食わないのかもしれません。
業績は2022年3月期の連結予想が出ていました。売上150.10億円で経常利益2.49億円になるそうです。前期比だと売上3.80%増、経常利益40.29%減です。これ大丈夫?と思ってしまいました。
四半期利益は1.75億円で前期比56.03%減を予想しているようです。M&Aだとヨシムラフード(2884)などを思い出しますが普通に製造業と変わらない評価でもおかしくない気がします。
PERは25.2倍でPBRは1.20倍になります。大体PER10倍程度で推移している製造業が多いみたいですね。ということで初値後しばらくすると急落もあるかもしれません。
VC保有分には1.5倍のロックアップ解除が設定されています。IPOには全力です!
セレンディップ・ホールディングス(7318)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2018年6月11日~2026年6月10日 | 372,000株 発行価格124円 |
2020年11月12日~2028年11月08日 | 6,000株 発行価格1,750円 |
2022年8月01日~2030年6月30日 | 80,700株 発行価格1,800円 |
ロックアップは90日間(2021年9月21日)と180日間(2021年12月20日)の設定があります。ベンチャーキャピタルにだけロックアップが発行価格の1.5倍以上で開示よされます。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。378,000株が行使期限にはいります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の4,229,380株から算出すると想定価格ベースで約47.8億円になります。
微妙なIPOですけど幹事引受けが多いと期待してしまいます。IPOチャレンジポイントのボーダーラインが低いと良いですよね。ダメもとで使ってみる戦法でも良さそうですね。
上場ラッシュ中なので期待値に届かないかもしれないため難しいです!
SBIネオトレード証券でもSBI証券経由で委託販売されると思います。前受け金不要なのでとりあえず参加しておきましょう。
立会外分売でも利用でき先日当選できました。IPOよりも分売が良いかも?
タグ:IPO初値予想