【評価】東京地下鉄(東京メトロ)IPOの上場と初値予想
東京地下鉄(東京メトロ)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はプライム市場で主幹事は野村證券等が4社共同で引受けます。
上場規模は約3,195.5億円で売出株数290,500,000株です。想定発行価格は1,100円になっています。
業 種 | 陸運業 |
上場市場 | プライム市場 |
上場日 | 10月23日 |
BB期間 | 10月08日~10月11日 |
企業ホームページ | https://www.tokyometro.jp/index.html |
事業内容 | 1.旅客鉄道事業の運営 2.都市・生活創造事業の運営(流通事業、不動産事業、情報通信事業) |
目次まとめ
東京地下鉄(東京メトロ)IPOの業績と事業内容
東京地下鉄株式会社法に基づき、帝都高速度交通営団の財産の全部を現物出資により引継ぎ、営団の一切の権利及び義務を承継して2004年4月01日に設立された企業です。
事業は運輸業、不動産事業、 流通・広告事業、その他になります。
東京地下鉄(東京メトロ)の仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,100円 |
仮条件 | 1,100円~1,200円 |
売出価格 | 10月15日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約3,195.5億円です。オーバーアロットメントはありません。
売出人は財務大臣と東京都です。ここ数年上場すると言われていた銘柄になります。
東京地下鉄(東京メトロ)の幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 290,500,000株 国内売出232,400,000株 海外売出58,100,000株 |
公開株式数 | 290,500,000株 |
OA売出 | 0株 |
引受幹事 | 野村證券(共同主幹事) みずほ証券(共同主幹事) ゴールドマン・サックス証券(共同主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 岡三証券 東海東京証券 楽天証券 岩井コスモ証券 松井証券 マネックス証券 アイザワ証券 あかつき証券 極東証券 東洋証券 丸三証券 水戸証券 むさし証券 FFG証券 ちばぎん証券 内藤証券 西日本シティTT証券 Jトラストグローバル証券 立花証券 八十二証券 北洋証券 リテラ・クレア証券 光世証券 JPモルガン証券 シティグループ証券 BofA証券 UBS証券 |
委託見込 | auカブコム証券 大和コネクト証券 岡三オンライン SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
引受幹事が多く気合が入っているようです。公開価格割れはできるだけ避けたいでしょうからね。
会社設立は2004年4月01日、本社住所は東京都台東区東上野三丁目19番6号、社長は山村明義氏(66歳)です。※2024年9月21日時点
従業員数は9,644人、平均年齢39.6歳、平均勤続年数17.5年、平均年間給与約770万円です。連結従業員数は11,598人で臨時雇用1,771人です。
東京地下鉄(東京メトロ)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
財務大臣 | 310,343,185株 | 53.42% |
東京都 | 270,656,815株 | 46.58% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2025年4月20日)で解除倍率設定はありません。親引けは11,620,000株を持株会が要請予定となっています。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
野村證券(共同主幹事) | 74,968,700株 | 32.26% |
みずほ証券(共同主幹事) | 74,968,700株 | 32.26% |
ゴールドマン・サックス証券(共同主幹事) | 16,295,000株 | 7.01% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) | 20,571,100株 | 8.85% |
SMBC日興証券 | 14,923,800株 | 6.42% |
大和証券 | 14,923,800株 | 6.42% |
SBI証券 | 3,141,100株 | 1.35% |
岡三証券 | 1,795,900株 | 0.77% |
東海東京証券 | 1,795,900株 | 0.77% |
楽天証券 | 1,795,900株 | 0.77% |
岩井コスモ証券 | 773,400株 | 0.33% |
松井証券 | 773,400株 | 0.33% |
マネックス証券 | 773,400株 | 0.33% |
アイザワ証券 | 308,600株 | 0.13% |
あかつき証券 | 308,600株 | 0.13% |
極東証券 | 308,600株 | 0.13% |
東洋証券 | 308,600株 | 0.13% |
丸三証券 | 308,600株 | 0.13% |
水戸証券 | 308,600株 | 0.13% |
むさし証券 | 238,800株 | 0.10% |
FFG証券 | 215,600株 | 0.09% |
ちばぎん証券 | 215,600株 | 0.09% |
内藤証券 | 215,600株 | 0.09% |
西日本シティTT証券 | 215,600株 | 0.09% |
Jトラストグローバル証券 | 145,900株 | 0.06% |
立花証券 | 145,900株 | 0.06% |
八十二証券 | 145,900株 | 0.06% |
北洋証券 | 145,900株 | 0.06% |
リテラ・クレア証券 | 76,200株 | 0.03% |
光世証券 | 52,900株 | 0.02% |
JPモルガン証券 | 308,600株 | 0.13% |
シティグループ証券 | 308,600株 | 0.13% |
BofA証券 | 308,600株 | 0.13% |
UBS証券 | 308,600株 | 0.13% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1,200円~1,350円
※ファーストインプレッション
第二段⇒ 1,350円~1,550円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
東京地下鉄の初値予想をリサーチして記載します。
初値予想1,300円~1,500円
初値予想は公開価格を超えてくると出ています。修正値も一発目と同じ予想値になります。
配当40円となっていますが来期は増配となる可能性があるかもしれません。連結配当性向は40%以上を目指すことになっています。株主優待も設定されているため有望な銘柄だと思います。
他社比較では運輸収入9割になり不動産収入が少ないみたいです。ただ都心という人口集中地帯のため何もしなくても収益期待があります。人口が増え続けていることも関係しています。
初値予想はJR九州が参考になるそうです。2割高くらいは見込めるようです!
公開価格が1,200円なら1,500円くらいまでは見込めるようです。本当にそうなるのかはわかりませんけど店頭に電話したら凄い人気でした。
2024年最大の祭りになるかもしれないのでIPOに当選したら初値で売らない方法も考えたいと思います。
東京地下鉄(東京メトロ)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
無し | -株 発行価格-円 |
ロックアップは180日間で解除倍率設定なし。ストックオプションもありません。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の581,000,000株から算出すると想定価格ベースで約6,391.0億円になります。
持株の半分を今回は売り捌く流れとなっています。政府系の売出株のイベントは今回を除くと殆どないはずです。JR貨物くらいですかね。
最後のイベントではないと思いますけど政府系売出しなので積極的に参加するつもりです。JR九州では数百万円~数千万円の利益を得た個人投資家もいましたからね。
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