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マイクロ波化学上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価】

マイクロ波化学IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興証券引受けます。
 

上場規模は約20.2億円で公開株数3,031,900株、オーバーアロットメント454,700株です。想定発行価格は580円になっています。
 

マイクロ波化学上場とIPO初値予想
 

業 種サービス業
上場市場グロース市場
上場日6月24日
BB期間6月09日~6月15日
企業ホームページhttps://mwcc.jp/
事業の内容マイクロ波化学プロセスの研究開発及びエンジニアリング、マイクロ波化学プロセスのライセンス事業

 

マイクロ波化学IPOの業績と事業内容

マイクロ波化学は「何を作るか」ではなく「どのように作るか」に着目し、製造プロセスを化石資源由来の「熱と圧力」から電気由来の「マイクロ波」に置き換えることで、「省エネルギー」・「高効率」・「コンパクト」な環境対応型プロセスのグローバルスタンダード化を目指す技術プロバイダーだそうです。
 

顧客課題に応じて、研究開発からエンジニアリング・製造支援までをワンストップでソリューションとして提供しています。
 

技術プラットフォームを様々な化学製品の製造プロセスに応用することを目指していますが、化学産業は研究開発段階から商業化まで時間とコストがかかるため、顧客との長期的な関係を構築し安定的な収益を確保します。
 

マイクロ波化学IPOの業績
 

マイクロ波化学IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格580円
仮条件580円~605円
公開価格6月16日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約17.6億円です。オーバーアロットメントを含めると約20.2億円になります。
 

面白そうなビジネスなので初値期待はあると思います。上場日が重なっているため思ったほど株価上昇とはならないかもしれません
 

マイクロ波化学IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数1,700,000株
売出株数1,331,900株
公開株式数3,031,900株
OA売出454,700株
引受幹事SMBC日興証券(主幹事)
SBI証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
楽天証券
委託見込DMM.com証券
SBIネオトレード証券

 
SMBC日興証券から申込めば当選確率が高そうです。幹事構成は申込みやすいのでネット組も当選確率が高そうです!
 


 
マイクロ波化学の会社設立は2007年8月15日、本社住所は大阪府大阪市住之江区平林南一丁目6番1号、社長は吉野巌氏(54歳)です。※2022年5月25日時点
 

従業員数は55人(臨時雇用者5人)、平均年齢42.5歳、平均勤続年数4.8年、平均年間給与約594万円です。
 

マイクロ波化学IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
UTEC2号投資事業有限責任組合2,985,700株19.84%
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合2,151,000株14.29%
株式会社INCJ1,893,600株12.58%
吉野 巌1,484,300株9.86%
塚原 保徳1,424,300株9.46%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップはVC等が90日間(2022年9月21日)までになりロックアップ解除倍率1.5倍です。その他の株主には180日間(2022年12月20日)までのロックアップ設定となっています。1.5倍はなかなか抜けないかもしれません。

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
SMBC日興証券2,728,900株90.01%
SBI証券151,500株5.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券121,200株4.00%
楽天証券30,300株1.00%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 540円~600円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 650円~900円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

マイクロ波化学の初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想700円~900円
修正値800円~900円
 

独自性が強く株価設定が妥当なのか大手も悩んでいるようです。ただ初値利益が期待される予想がでているため積極的にIPO抽選に参加しておきます!
 

上場規模が21.1億円と多少大きめだが何とかクリアーしてくるようです。大手顧客の名前もインパクトがあるようです。仮条件引上げは好材料なのか?
 

マイクロ波化学IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2016年12月23日~2024年12月22日まで192,400株
発行価格32円
2021年3月29日~2029年3月28日まで838,400株
発行価格302円
2022年3月14日~2030年3月13日まで30,000株
発行価格431円
2022年4月16日~2030年4月15日まで10,000株
発行価格431円
2022年7月16日~2030年7月15日まで247,500株
発行価格431円
2022年8月20日~2030年8月19日まで44,200株
発行価格431円
2023年2月02日~2031年2月01日まで79,000株
発行価格431円
2024年2月01日~2032年1月31日まで165,600株
発行価格461円

 
ロックアップは90日間と180日間で90日間分だけロックアップ解除倍率1.5倍となっています。
 

ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。1,070,800株が行使期限入りしています。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の15,143,400株から算出すると想定価格ベースで約87.8億円になります。
 

よく考えるとベンチャーキャピタル出資が多く懸念材料があります。事業は面白いと思いますけど業績が微妙です。2023年3月期は黒字化予想が出ています。4,500万円の黒字見込みです!
 

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