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プレミアアンチエイジング(4934)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】

プレミアアンチエイジング(4934)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はマザーズで主幹事は野村證券が引受けます。
 

上場規模は約90.5億円で公開株数2,350,000株、オーバーアロットメントオーバーアロットメント352,500株です。想定発行価格は3,350円になっています。
 

類似企業のI-ne(4933)が上場後にストップ高になっているため上場規模が大きくても期待できるかもしれません!
 

プレミアアンチエイジング上場とIPO初値予想
 

業 種化学
上場市場マザーズ
上場予定10月28日
BB期間10月13日~10月16日
企業ホームページhttps://www.p-antiaging.co.jp/
事業の内容基礎化粧品の製造及び販売

 

【手取金の使途】

手取概算額2,134,400千円については、設備資金として①ECサイト開発費、及び運転資金として②採用費及び人件費、③広告宣伝費、及び④借入金(代預託を含む)の返済に充当する予定であります。

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

プレミアアンチエイジング(4934)IPOの業績と事業内容

売上・利益が勢いある伸びとなっています。上場時点の業績は凄いものを感じます。テレビCMも行い経費をかけ爆発的に商品が売れているのかもしれません。
 

同社は2009年12月に化粧品・健康食品の企画、製造、通信販売を目的に設立され、アンチエイジング効果を発揮する化粧品の製造・販売事業を営んでいます。
 

「DUO」ブランドシリーズが13種類あり「ザ クレンジングバーム」シリーズが2019年7月期にで売上構成比の89.3%を占めているそうです。シリーズは3種類でメイク落とし製品になります。
 

また、「CANADEL」ブランドシリーズは2019年4月のブランド創出時に発売した製品になり、「プレミアホワイト オールインワン」「プレミアリフト オールインワン」の2製品です。現在も「CANADEL」ブランドの主力製品だそうです。
 

プレミアアンチエイジング(4934)IPOの業績
 

販売方法は通信販売になり、同社が創業時から取り組んでいる主力販売形態です。2019年7月期における当該販売チャネルの売上構成比は81.3%になっています。
 

自社ECサイトにおいて自社製品の販売を行い、その販売手法は1回の注文ごとに購入していただく「都度販売」に加えて、一定の間隔で同様の製品を継続的に顧客にお届けする「定期販売」の2つを用意しています。
 

この定期販売の手法は、発送や決済処理が定期化することで事務作業が効率化できることや、安定した売り上げを確保することができるストック型のビジネスモデルとなっています。
 

プレミアアンチエイジング(4934)IPOの事業系統図
 

加えて顧客に都度商品を購入する手間が省けることや都度購入より割安に購入できる等のメリットを提供することを狙い、定期販売を行っています。
 

通信販売売上高に占める定期販売は、2019年7月期で約90%となっており、定期販売数は毎年堅調に増加しているそうです。
 

新規顧客の獲得手法は、主にアフィリエイト広告を中心としたインターネット広告を主軸に、雑誌やTVCMなど、各種メディアをミックスさせ効率的に行っています。
 

プレミアアンチエイジング化粧品のリピーター率
 

広告は売上高の約48%を投じ、その大半は成功報酬形式による支出となるため、実質的に売上高の変動費として位置づけられ、費用対効果を確保した上でコントロールすることが可能だそうです。
 

また、通販以外にも販売チャネルの強化として化粧品卸売業者と代理店契約を締結し、バラエティショップをはじめとした小売店への販売を開始しています。
 

卸売販売以外にもAmazonに出店することで小売りとしての販売も行っています。その他、海外展開についても取り組んでいるそうです。中国を中心としたアジア圏において、日本の化粧品は定評があり毎年輸出額が伸びているそうです。
 

プレミアアンチエイジング(4934)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格3,350円
仮条件3,700円~4,140円
公開価格10月19日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約78.7億円です。オーバーアロットメントを含めると約90.5億円になります。上場規模が大きく新興市場ではかなり荷もたれ感があると思います。
 

この規模だと公開価格割れになることもあります。ただ直近のIPOは初値で参戦する投資家が多いため、公開価格を超えてくる可能性があると思います。微妙案件なのは間違いなさそうです!
 

プレミアアンチエイジング(4934)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数700,000株
売出株数1,650,000株
公開株式数2,350,000株
OA売出352,500株
引受幹事野村證券(主幹事)
SMBC日興証券
みずほ証券
SBI証券
楽天証券
岩井コスモ証券
岡三証券
東洋証券
委託見込岡三オンライン
DMM.com証券(PR)

 
株数が多いため野村證券からの当選期待だと思います。その次はSMBC日興証券でしょう。微妙案件の申込みで参戦する方が減るためSMBC日興証券は狙い目かもしれません。
 

当選後にキャンセルした場合は1ヶ月間IPOに申込めなくなるため、微妙案件のIPOは申込者がかなり減ります。ネット証券であれば気軽にキャンセルもできます。積極的な方は申込みを行うと面白いと思います。
 


 
また、年末に向けてIPOを行ってくる企業が増えることが予想されます。資金がないと抽選に申込めないと思っている方もいます。しかし、松井証券などだと前受け金不要でIPO抽選に参加できます。
 

委託経由だとDMM.com証券(PR)なども資金不要でIPO抽選に参加ができます。
 


 
プレミアアンチエイジングの会社設立は2009年12月01日、本社住所は東京都港区虎ノ門一丁目23番1号虎ノ門ヒルズ森タワー、社長は松浦清氏(51歳)です。※2020年9月25日時点
 

従業員数は92人(臨時雇用者2人)、平均年齢38.2歳、平均勤続年数1.5年、平均年間給与約589万円です。
 

プレミアアンチエイジング(4934)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
プレミアマネジメント株式会社3,978,000株49.51%
松浦 清3,700,000株46.05%
松浦 和子180,000株2.24%
越智 恵美120,000株1.49%
プレミアアンチエイジング従業員持株会18,000株0.22%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である松浦清及び当社株主であるプレミアマネジメント株式会社、河端孝治及び戸谷隆宏は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年1月25日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等を行わない旨合意しております。

上場前の第三者割当等による募集株式等の割当等に関し、当社新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っております。

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
野村證券(主幹事)2,115,100株90.00%
SMBC日興証券47,000株2.00%
みずほ証券47,000株2.00%
SBI証券35,200株1.50%
楽天証券35,200株1.50%
岩井コスモ証券23,500株1.00%
岡三証券23,500株1.00%
東洋証券23,500株1.00%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 3,400円~3,600円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 4,500円~5,500円
※仮条件発表後
 

プレミアアンチエイジング初値予想と市場コンセサンス

初値予想3,700円~4,500円

修正値4,700円~5,300円

想定発行価格3,350円から仮条件が驚くほど引き上げられました。なんと仮条件範囲は3,700円~4,140円です!

吸収額レンジは約87.0億円~111.9億円、時価総額レンジは321.9億円~360.2億円です。業績が急拡大していることやコロナ禍による特需で機関投資家のリサーチも良かったようです。

想定発行価格から仮条件上限は790円の差があり、吸収額も21.3億円増える見込みです。上場時期が現タイミングではなければ評価が低かったと思います。類似企業のI-ne(4933)の初値需要が強かったことも関係がありそうです。

類似企業を確認するとPERは30倍あたりになっているため、プレミアアンチエイジングだと6,200円位の株価が考えられます。同社のEPSは207.12になっていることから4,140円だとPER19.99倍になります。そう考えると上値期待ができそうです。

株価設定が高いため参加者が絞られ、好調なスタートが期待できるかもしれません!

2021年7月の単独業績予想は売上252.7億円、経常利益25.5億円になっています。前期比較だと売上23.2%増、経常利益55.7%増になります。四半期利益は17.7億円で前期の11.4億円から54.5%も伸びるそうです。

業績に問題はなさそうです。しかし、2018年7月までは利益が1億円以下だったことを考えるとIT企業のような急成長を遂げていると感じます。イケイケの企業なので初値も高くなりそうです。
 

プレミアアンチエイジング(4934)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2020年9月29日~2028年9月27日20,000株
発行価格5円
2022年6月01日~2030年5月29日14,000株
発行価格750円

 
ロックアップは90日間(2021年1月25日)、ロックアップ解除倍率の記載はありません。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。20,000株が行使期限を迎えるようです。
 

ただし新株予約権等を割り当てられたものは継続保有の確約があるそうです。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の8,700,000株から算出すると想定価格ベースで約291.5億円になります。
 

当選しやすいIPOが登場したので狙ってみたいと思います。今の地合いだと利益見込みが強い気がします。最終的にはNY市場の地合いにつられ日本市場が上場前後にどうなっているかだと思います。
 

I-ne(4933)に当選して利益が出ているので挑む予定です!
 

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