【評価】スマートドライブIPOの上場と初値予想!微妙な銘柄だけど期待
スマートドライブ(5137)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興証券と大和証券が引受けます。
上場規模は約21.1億円で公開株数1,454,900株、オーバーアロットメント218,200株です。想定発行価格は1,260円になっています。
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 12月15日 |
BB期間 | 11月30日~12月06日 |
企業ホームページ | https://smartdrive.co.jp/ |
事業の内容 | モビリティデータを活用した各種サービスの提供 |
目次まとめ
スマートドライブ(5137)IPOの業績と事業内容
同社グループは、スマートドライブと連結子会社(SmartDrive Sdn. Bhd.)の計2社で構成されています。
「移動の進化を後押しする」というビジョンのもと、国内外において、モビリティデータ(GPSデータ(緯度経度、GPS速度、GPS精度)、加速度センサーデータ等)を利活用した顧客企業の業務効率化による生産性向上や既存サービスの高付加価値化、新規サービスの創出等に貢献するべく事業を展開しています。
スマートドライブ(5137)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,260円 |
仮条件 | 1,260円~1,320円 |
公開価格 | 12月07日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約18.3億円です。オーバーアロットメントを含めると約21.1億円になります。
この規模で共同主幹事なので人気がないのかもしれません。様子見ですね。売出株が多いですし!
スマートドライブ(5137)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 223,400株 |
売出株数 | 1,231,500株 |
公開株式数 | 1,454,900株 |
OA売出 | 218,200株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(共同) 大和証券(共同) SBI証券 松井証券 みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 楽天証券 |
委託見込 | DMM.com証券(PR) |
SaaS型収益に強みがありますが赤字なんですよね。しかも来期も赤字みたいです。この状況で上場させるんですかね?と疑問です。
スマートドライブの会社設立は2013年10月01日、本社住所は東京都千代田区有楽町一丁目1番2号、社長は北川烈氏(33歳)です。※2022年11月12日時点
従業員数は73人、平均年齢35歳、平均勤続年数2.7年、平均年間給与約761万円です。
スマートドライブ(5137)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
株式会社OMU | 3,000,000株 | 46.78% |
株式会社INCJ | 761,220株 | 11.87% |
TJ2015.FUND LP | 457,500株 | 7.13% |
Monoful Pte. Ltd. | 400,020株 | 6.24% |
ANRI1号投資事業有限責任組合 | 333,330株 | 5.20% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2023年6月12日)と90日間(2023年3月14日)があり、90日間分のVC等に対して売出価格1.5倍解除となります。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(共同) | 1,207,900株 | 83.02% |
大和証券(共同) | 174,500株 | 11.99% |
SBI証券 | 14,500株 | 1.00% |
松井証券 | 14,500株 | 1.00% |
みずほ証券 | 14,500株 | 1.00% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 14,500株 | 1.00% |
楽天証券 | 14,500株 | 1.00% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1,200円~1,500円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 1,400円~1,550円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
スマートドライブの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想1,200円~1,500円
修正値1,350円~1,500円
何とかなりそうなIPOのような気がしてきました。赤字企業に変わりありませんが業績の伸びが良いため程々に参加しておきます。
IPOに当選したら運命を受け入れたいと思います。黒字化が見え始めているため割れたらしばらくホールドでも面白いかと。。
ベースフードのように悲惨な結果にはならないと思います。買い優勢規模の案件ですね。2023年9月期の売上17.82億円で四半期利益が-0.85億円です。来期は黒字でしょうね。
スマートドライブ(5137)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2016年7月02日~2024年7月01日 | 19,980株 発行価格90円 |
2017年2月21日~2025年2月20日 | 26,640株 発行価格90円 |
2017年7月17日~2025年7月16日 | 23,310株 発行価格400円 |
2018年3月15日~2026年3月14日 | 24,000株 発行価格400円 |
※ストックオプションは一部を掲載しています
ロックアップは90日間と180日間です。90日間分に1.5倍解除倍率が設けられています。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。596,790株が行使期限入りしていました。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の6,039,830株から算出すると想定価格ベースで約76.1億円になります。
何となく厳しさを感じるIPOです。利益が出ていないためもう1年経ってから上場させれば良いのに?と思いました。
VCの収穫と言うことだと思います。
スマートドライブ主幹事引受け企業⇒ SMBC日興証券
タグ:IPO初値予想