キオクシアホールディングス(6600)は公開価格割れ?営業電話が殺到中
キオクシアホールディングス(6600)は公開価格割れする可能性が出てきました。IPOを専門に行っている投資家は全スルーかもしれません。
事前報道にあったように3兆円規模の上場ではなく2.1兆円に抑えたことで需給の心配はある程度ないと伝わっています。海外の上場に比べると株価設定が高いそうなので仮条件設定も気になります。
半導体事業と言えば設備投資が莫大な金額になります。装置が1台数億円なんて当たり前の世界ですよね。しかもエラー製品が出るため作った商品が全て製品にはならない世界です。
日本の半導体事業では大手で有名企業になるため株価設定も高めです。市場からの吸収額は約3,783億円になります。
この規模であれば東証1部への直接上場以外考えられません。キオクシアホールディングスの前身は旧東芝メモリになります。製品はフラッシュメモリー関連製品を製造・販売しています。
アメリカ半導体大手のウエスタンデジタル・グループとも製造合弁契約を結び世界的に有名な企業です。製品は「SSD&ストレージ」「スマートデバイス」などを専門に作っている企業です。
大手初値予想は想定発行価格3,960円の状態で3,800円~4,000円になっています。公開価格割れ濃厚だと思います。
またブックビルディング前にも関わらず営業の電話がかかっている投資家が多数いるそうです。お断りしたいところでしょうけど、ソフトバンクPOやアサヒグループホールディングスPOで利益を出せた方も多いためお付き合いしないと今後の配分期待は見込めないでしょうね。
東芝とベンチャーキャピタル売出し株が多いため難しいIPOです。海外販売も多いと思いますけど日本国内ではあまり人気があるような感じではありません。
店頭系企業が幹事引受けを猛打しているため公開価格割れだけは避けたいと思っていることでしょう。ギリギリ公開価格割れしないことを願いたいと思います。シンジケートカバーで初値成立なのかもしれませんね。詳細は下記でまとめました!
キオクシアホールディングス(6600)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】
ダイレクトマーケティングミックス(DmMiX)も公開価格割れなのか?
ダイレクトマーケティングミックスは変化があったようです。みずほ証券が事前配分を変更してSMBC日興証券に上乗せされたようです。
幹事配分率が変更されていると言うことです!なんだか嫌な感じですよね。
みずほ証券は3,530,600株の予定が1,544,800株に変更になっています。このような事態なので申込み投資家が少ないと思っているのでしょうか?疑問です。
もしくは他の主幹事案件で忙しいのか?公開株式をさばくことができれば手数料収入が見込めるはずなんですけどね。
モーニングスターのレポートでは需給に大きな問題はないと書かれているようです。マジか?ただファンド売出し案件になるため不安はあるそうです。詳細は下記でまとめています
ダイレクトマーケティングミックス(DmMiX)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】
キオクシアホールディングスとダイレクトマーケティングミックスは無理に当選を取りに行かなくてもよいIPOだと思いました。明日上場する雪国まいたけ(1375)が公開価格割れせずプラス1割高程度の初値を付ければ事情が変わって来そうです。
ダイレクトマーケティングミックスの初値予想は公開価格5%前後になるそうです。投資先としてコンタクトセンター系は嫌いなので多分参加しないともいます。
ただコロナ禍で自宅にいる方が多いため事業収入は期待できるそうです。光通信との関係もあり初値期待は難しいと思います。
何しろ事業が成熟していることでインパクトがありません。コールセンター内で新型コロナ感染症が出れば大打撃になる可能性もあります。色々と工夫しているようなので大丈夫だと思いますが投資家がどう考えるかでしょう。
それに来期で新型コロナ感染症のワクチンができれば同社の売上げが落ちる怖さもあります。現在のところ業績の追い風を受けている状態です。
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