【評価】ハッチ・ワーク(148A)IPOの上場と初値予想
ハッチ・ワーク(148A)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
上場規模は約5.9億円で公開株数303,300株、オーバーアロットメント45,400株です。想定発行価格は1,680円になっています。
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 3月26日 |
BB期間 | 3月08日~3月14日 |
企業ホームページ | https://hatchwork.co.jp/ |
事業内容 | 月極駐車場検索ポータルサイト「アットパーキング」、月極駐車場オンライン管理支援サービス「アットパーキングクラウド」の提供並びに貸し会議室サービス「アットビジネスセンター」の運営 |
目次まとめ
ハッチ・ワーク(148A)IPOの業績と事業内容
報告セグメントを月極イノベーション事業及びビルディングイノベーション事業としています。
月極イノベーション事業には、「APソリューションサービス」及び「APクラウドサービス」が属しています。
「APソリューションサービス」では、月極駐車場検索ポータルサイト「アットパーキング」及び自社サイトに掲載された月極駐車場のマッチングサービスの提供、駐車場の一括借り上げにより自社運営し集客と利用者へ転貸する月極駐車場サブリースといったサービスを提供しています。
「APクラウドサービス」では、月極駐車場オンライン管理支援サービスである「アットパーキングクラウド」を展開し、管理会社からはシステム利用料、月極駐車場利用者からは初回保証料・月額保証料(毎月の保証料)・決済手数料等を収受するサービスを提供しています。
ハッチ・ワーク(148A)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,680円 |
仮条件 | 1,680円~1,800円 |
公開価格 | 3月15日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約5.1億円です。オーバーアロットメントを含めると約5.9億円になります。
上場規模が小さめのIPOが続いています。初値利益が見込めそうなのは申込んでおいたほうがいいと思います!
ハッチ・ワーク(148A)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 161,900株 |
売出株数 | 141,400株 |
公開株式数 | 303,300株 |
OA売出 | 45,400株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) SBI証券 岡三証券 東海東京証券 松井証券 アイザワ証券 極東証券 東洋証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 岡三オンライン |
SMBC日興証券の証券口座がないと当選は難しそうです。IPO取扱いが多いため証券口座は持っておいたほうがいいです。
ハッチ・ワークの会社設立は2000年6月26日、本社住所は東京都港区南青山二丁目2番8号DFビル、社長は増田知平氏(45歳)です。※2024年2月24日時点
従業員数は67人(臨時雇用者121人)、平均年齢35.0歳、平均勤続年数5.9年、平均年間給与約566万円です。
ハッチ・ワーク(148A)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
株式会社大竹アンドパートナーズ | 465,000株 | 25.27% |
株式会社ダイナエッグ | 276,600株 | 15.03% |
大竹 弘 | 211,500株 | 11.49% |
増田 知平 | 184,400株 | 10.02% |
ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社 | 116,700株 | 6.34% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは90日間(2024年6月23日)と180日間(2024年9月21日)にわかれVC保有の90日間分に発行価格1.5倍以上のロックアップ解除条項があります。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 283,800株 | 93.57% |
SBI証券 | 6,000株 | 1.98% |
岡三証券 | 3,000株 | 0.99% |
東海東京証券 | 3,000株 | 0.99% |
松井証券 | 3,000株 | 0.99% |
アイザワ証券 | 1,500株 | 0.49% |
極東証券 | 1,500株 | 0.49% |
東洋証券 | 1,500株 | 0.49% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 2,200円~2,700円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 3,000円~3,500円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
ハッチ・ワークの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想5,000円~6,000円
修正値3,400円~3,700円
大手予想がだいぶ下がりました。不動産業と情報通信業の2つの顔があるため属する市場で評価がだいぶ異なるようです。
どっちでもいいので「IPOに当選したい」という気持ちです。ニッチビジネスで高評価みたいだけどVC出資が多い懸念材料があります。
PERは抑えられているそうです。不動産業よりだからでしょう。
順調にトップラインが成長しているため上場後も業績期待があるそうです。どうやら同日上場のソラコム(147A)の評価が高くなり他の銘柄に資金が入らない可能性もあるようですね。
ハッチ・ワーク(148A)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2020年12月26日~2028年12月25日 | 120,000株 発行価格189円 |
2021年12月26日~2029年12月25日 | 45,900株 発行価格500円 |
2022年12月19日~2030年12月18日 | 5,000株 発行価格1,670円 |
2025年2月01日~2033年1月27日 | 13,500株 発行価格2,670円 |
ロックアップは90日間と180日間にわかれ90日間分は発行価格(公開価格)1.5倍以上で解除となります。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。170,900株が行使期限入りしています。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の1,817,900株から算出すると想定価格ベースで約30.5億円になります。
初値2倍はくらいは視野に入る感じかもしれません。事業よりも上場規模の小ささに魅力があります。
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