【評価】オープンワークIPOの上場と初値予想
オープンワーク(5139)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事は野村證券が引受けます。
上場規模は約37.8億円で公開株数1,126,900株、オーバーアロットメント169,000株です。想定発行価格は2,920円になっています。
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 12月16日 |
BB期間 | 12月01日~12月07日 |
企業ホームページ | https://www.openwork.co.jp/ |
事業の内容 | 転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」の開発・運用業務を含むワーキングデータプラットフォーム事業 |
目次まとめ
オープンワーク(5139)IPOの業績と事業内容
同社は「ひとりひとりが輝く、ジョブマーケットを創る。」というミッションのもと、個人が投稿した社員クチコミを基盤とするワーキングデータプラットフォーム事業を運営しています。
社員クチコミを中心とした転職・就職のための情報サイト「OpenWork」運営企業です。
OpenWorkは他のユーザーによって投稿された「ワーク・ライフ・バランス」など8個のカテゴリーで整理されている社員クチコミ、「20代成長環境」など8個の項目ごとにレーダーチャートで表示されている評価スコア、
「月間残業時間」などの数値データから会社の評判を調べることができます。
オープンワーク(5139)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 2,920円 |
仮条件 | 2,920円~3,150円 |
公開価格 | 12月08日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約32.9億円です。オーバーアロットメントを含めると約37.8億円になります。
大手情報では公開価格割れはない判断みたいですね。しかし上値も重たいようです。12月ラッシュ前半のIPOなので参加か?
オープンワーク(5139)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 500,000株 |
売出株数 | 626,900株 |
公開株式数 | 1,126,900株 |
OA売出 | 169,000株 |
引受幹事 | 野村證券(主幹事) SBI証券 マネックス証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 岡三証券 松井証券 丸三証券 |
委託見込 | 岡三オンライン |
業績好調なので公開価格は割れないと思っています。ただ先行企業があるため新味はないようです。
上場ラッシュじゃなければ買われたでしょうけど厳しいかもしれません。1割程度上昇すれば良いのかも?
オープンワークの会社設立は2007年6月18日、本社住所は東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア、社長は大澤陽樹氏(37歳)です。※2022年11月20日時点
従業員数は81人(臨時雇用者10人)、平均年齢31.3歳、平均勤続年数3.01年、平均年間給与約606万円です。
オープンワーク(5139)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
株式会社リンクアンドモチベーション | 2,730,000株 | 56.98% |
増井 慎二郎 | 1,570,000株 | 32.77% |
小倉 基弘 | 200,000株 | 4.17% |
川島 浩治 | 90,000株 | 1.88% |
小澤 博之 | 50,000株 | 1.04% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは90日間(2023年3月15日)までになりロックアップ解除設定はありません。親会社がリンクアンドモチベーションになります。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
野村證券(主幹事) | 1,059,700株 | 94.04% |
SBI証券 | 22,500株 | 2.00% |
マネックス証券 | 11,200株 | 0.99% |
アイザワ証券 | 6,700株 | 0.59% |
岩井コスモ証券 | 6,700株 | 0.59% |
岡三証券 | 6,700株 | 0.59% |
松井証券 | 6,700株 | 0.59% |
丸三証券 | 6,700株 | 0.59% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 3,000円~3,350円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 3,200円~3,500円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
オープンワークの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想3,000円~3,500円
修正値3,500円前後
業績に問題はないが吸収金額が大きくIPOでは初値が飛ばない可能性が高そうです。
上場ラッシュでは買われない可能性があるようですね。ただ意外にIPOの地合いが良好なので面白いかも?と考えています。
もっと大手企業がいるため同社株を買う理由はたいしてないかもしれません。上場規模が最大で40.8億円に上振れし手掛けにくさもあります。知名度だけで買われるのは厳しいか?
オープンワーク(5139)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2021年1月01日~2028年12月01日 | 25,800株 発行価格2,500円 |
2022年1月01日~2029年11月28日 | 24,500株 発行価格2,500円 |
2022年1月01日~2029年11月28日 | 6,400株 発行価格2,500円 |
2023年1月01日~2030年10月30日 | 84,680株 発行価格2,500円 |
2024年1月01日~2031年8月31日 | 11,040株 発行価格2,500円 |
ロックアップは90日間で解除倍率なし、ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。56,700株が行使期限入りしています。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の5,140,000株から算出すると想定価格ベースで約150.1億円になります。
企業規模は大きいためしっかりとした初値が見込まれています。
ただ株価設定が高いため公開価格前後の発進でしょう。PERは35.8倍と類似企業比較で妥当なところにありそうです。下を見ればPER10倍台の銘柄もあります。
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