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ペルセウスプロテオミクス上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】

ペルセウスプロテオミクス(4882)IPOが新規上場承認されました。市場はマザーズで主幹事はみずほ証券が引受けます。
 

上場規模は約32.8億円で公開株式数2,970,000株、オーバーアロットメント445,500株です。創薬系バイオベンチャー企業になり赤字なのでIPOにおいて初値期待は難しそうです。
 

ペルセウスプロテオミクス上場とIPO初値予想
 

しかも20220年3月期の四半期利益が9億円の赤字を計上するそうなので絶望的でしょう。何故このタイミングで上場させるのかな?と思いますね。大人の事情ってやつでしょうか。
 

富士フイルムとの関係が深い企業になる事の他に買われる材料があるのかまだわかりませんけど、人気化する理由があれば初値予想更新時に書いておきます。
 

ベンチャーキャピタル出資も多いですよね。売出し株ではなく公募株にしたのは印象操作的なものなのかもしれませんね。
 

業 種医薬品
上場市場マザーズ
公開予定上場中止
BB期間3月05日~3月11日
企業ホームページhttps://www.ppmx.com/
事業の内容医薬品等の研究開発、製造、販売

 

【手取金の使途】

差引手取概算額2,613,104千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限393,465千円と合わせた、手取概算額合計上限3,006,569千円について、第Ⅰ相試験実施中のPPMX-T003の研究開発費、抗体医薬品の新規パイプラインの研究開発費及び事業運営経費に充当する予定であります。具体的には、下記のとおりであります。

①PPMX-T003の研究開発費用(第Ⅰ相試験及び第Ⅱ相試験)として2021年3月期に240,000千円、2022年3月期に160,000千円、2023年3月期以降に1,300,000千円

② 抗体医薬品の新規パイプラインの研究開発費用として2021年3月期に50,000千円、2022年3月期に150,000千円、2023年3月期以降に300,000千円

③事業開発及び運転資金の事業運営経費として2021年3月期に250,000千円、2022年3月期に230,000千円、残額は2023年3月期以降に充当予定

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

ペルセウスプロテオミクス(4882)IPOの業績と事業内容

業績は絶好調に赤字です。ペルセウスプロテオミクスは2001年2月に東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された蛋白質発現・抗体作製技術を基盤とし、診断・創薬標的に対応する抗体の医療への活用を目指して設立されています。
 

創業以来、医薬品シーズ抗体を創生する事でがん及びその他疾患の治療用医薬品の研究開発、及び関連業務を行っています。
 

LSBMで開発された蛋白質発現技術は、従来調製が困難であった膜蛋白質を効率的に発現し、これを動物免疫法と組み合わせる事で親和性の高い抗体の効率的な取得を可能にしています。
 

更に同社は多様性に富むファージ抗体ライブラリと特許技術でもある独自の抗体スクリーニング技術を保有しており、これらを対象とする疾患の細胞に適用する事で、創薬標的の探索、及び従来の動物免疫法で得られるものとは異なる特徴を持つ高機能シーズ抗体の同時取得を可能にしています。
 

ペルセウスプロテオミクス(4882)IPO業績
 

同社の技術はこれら二つの抗体技術とシーズ探索術を融合し、医療ニーズにマッチした医薬品シーズ抗体を取得することを特長としています。
 

また東京大学発である事を起点として、さらにそのネットワークを広げ多くのアカデミアとの連携により最新のサイエンスのもとで創薬を行うことを使命としているそうです。
 

ペルセウスプロテオミクスIPO創薬研究フェーズ
 

同社は長年の経験に基づいた動物免疫法と、独自のスクリーニング技法を取り入れたファージディスプレイ法により高機能抗体を取得したうえで、抗体に遺伝子工学的な改変あるいは化学的な修飾を施し、抗体医薬品候補としての研究開発を進めています。
 

これまでに創出したがん治療用抗体のうち「肝臓がんを標的とする抗体」と「固形がんを標的とするRI標識抗体」をそれぞれ製薬メーカーである中外製薬株式会社及び富士フイルム株式会社に導出し、現在、導出先により臨床試験が行われています。
 

また難治性血液がんを標的とした抗体は2014年に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)に採択され開発を進め、2018年より企業主体の開発に切り替えて推進中です。
 

さらに、難治性固形がんを標的とした薬物結合抗体(ADC)等数々のがん治療用抗体の研究・開発を進めています。
 

ペルセウスプロテオミクス創薬工程
 

本書提出日現在において導出済みの3抗体に続く薬剤候補である抗トランスフェリン受容体抗体の開発に集中するとともに、新規抗体のシーズ探索を行っています。
 

新規抗体に関しては同社の保有する「がん特異的抗体ライブラリ」を探索した結果、複数の候補が見つかっています。また新規標識技術との組合せによるADC化などのFeasibility研究も進んでいます。
 

近年、抗体医薬品の認知が高まり多数の抗体医薬品が上市され、抗体医薬品ビジネスの競争も激化しつつあるそうです。
 

ペルセウスプロテオミクス(4882)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格960円
仮条件540円~600円
公開価格3月12日

 
想定価格から試算される市場からの吸収金額は約28.5億円です。オーバーアロットメントを含めると約32.8億円になります。みずほ証券は2019年12月にファンペップの主幹事で上場中止になっています。
 

バイオベンチャー企業への風当たりも強い中で資金調達なので厳しい印象を受けます。上場規模も結構大きめなので不安ですね。
 

ペルセウスプロテオミクス(4882)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数2,970,000株⇒ 1,575,000株
売出株数0株
公開株式数2,970,000株⇒ 1,575,000株
OA売出445,500株⇒ 236,000株
引受幹事みずほ証券(主幹事)
SMBC日興証券
SBI証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
エース証券
いちよし証券
委託見込au カブコム証券

 
当選狙いならみずほ証券から申し込めば当選確率がとても高いはずです。店頭口座の方は営業の電話が掛ってきそうですね。個人的にはSBI証券のIPOチャレンジポイントを狙って申し込みます。当選したら購入したいと思います!
 


 
バイオ系のIPOに申し込みを行うくらいならユニコーン(UNICORN)への投資が良いかも?未上場株になるのでリスクはありますけれどリターンも大きい投資です。
 

第3号を待っている状態ですが「再生医療で未来をサポートする企業」も取扱いが期待されます。面白みのある企業です!
 


 
ついでにファンディーノへの投資もご検討ください。どっちも投資しているので上場するまで待ちたいと思っています。M&Aでもいいので投資額の数倍になれば嬉しいですね。
 


 
ペルセウスプロテオミクスの会社設立は2001年2月01日、本社住所は東京都目黒区駒場四丁目7番6号、社長は横川拓哉氏(59歳)です。※2020年2月18日時点
 

従業員数は18人、平均年齢48.7歳、平均勤続年数10.0年、平均年間給与約659万円です。
 

ペルセウスプロテオミクス(4882)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
富士フイルム株式会社2,988,210株44.28%
NVCC8号投資事業有限責任組合1,274,370株18.89%
イノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合390,000株5.78%
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合384,300株5.70%
横川 拓哉300,000株4.45%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

本募集に関連して、貸株人である富士フイルム株式会社並びに当社株主であるNVCC8号投資事業有限責任組合、イノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合、みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合、三菱UFJキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル4号投資事業有限責任組合及び富士フイルム富山化学株式会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2020年6月21日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う取引所での売却等を除く)等を行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
みずほ証券(主幹事)1,449,000株92.00%
SMBC日興証券47,200株3.00%
SBI証券31,400株1.99%
三菱UFJ・モルガンスタンレー証券15,800株1.00%
エース証券15,800株1.00%
いちよし証券15,800株1.00%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 800円~1,000円
※ファーストインプレッション

第二段⇒ 500円~650円
※仮条件発表後
 

ペルセウスプロテオミクス初値予想と市場コンセサンス

900円~1,000円
※今後修正予定

修正値620円~700円

仮条件が大幅に引き下げられ上場を行うようです。また公募株と売出株が変更されています。規模縮小でも上場してくるあたりから資金を必要としているようです。流石にみずほ証券もファンペップに続いて上場中止は印象が悪いですからね。

また同社は第3相試験に入った開発パイプラインがないため市場に商品が投下されるまで相当な時間を必要とします。特に日本では新薬を使えるまでに時間がかかるため現段階で投資するリスクが高いと思います。

2020年3月の単独業績予想によると売上8,000万円しかなく前期の2.75億円から大幅に減っています。経常利益も9億円のマイナスになり前期から数倍もの赤字額を計上します。これは手出し無用の株だと思います。四半期利益は-9億円になる予想が出ています。

EPSはー145.55になりBPSが332.99になるそうです。PERは算出不可になりPBRは仮条件上限の600円算出で約1.80倍になります。ステムリム(4599)のまではないと思いますが人気はなさそうですね。

上場規模は仮条件上限で10.9億円まで縮小しています!
 

ペルセウスプロテオミクス(4882)IPOの自己評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2021年6月21日~2029年6月20日601,500株
発行価格391円

 
ロックアップは90日間(2020年6月21日)、ロックアップ解除倍率は1.5倍になります。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。601,500株あり全株が行使期限に入っていません。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の9,116,400株から算出すると想定価格ベースで約87.5億円になります。
 

株単価が低いため突撃して楽しむこともできますね。しかしリターンは低いと考えられるため心配な方は不参加が良いと思います。昨年上場のステムリム(4599)も酷いことになりましたからね。
 

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